企業の採用活動と内定率

最近、国家公務員の新規採用を7割減にするとか、企業は学生を厳選して採用して、採用数を絞る、とかよくニュースで聞きます。
ただ、どうも、理解出来ない部分が多いです。
2006~2007年頃は、日本も景気がよかったのもあるでしょうけど、史上まれにみる売り手市場で、学生はとても就職活動が楽勝だったではないですか。
それが、ここ数年採用数を減らしていますね。
企業というのは、永続的に存在するものだと思うので、そのためには、社内の年齢構成とか出来るだけバラけたようにするのが望ましいはずだと思うんですよね。若年層から、シニアまでまんべんなくいるのがよいはず。
しかし、企業の採用を見ていると、短期的な景気で採用数がものすごく変わるように見えます。
2000年初めはものすごい氷河期。そのあと2000年中盤は空前の売り手市場、そして現在は再度氷河期。
不思議です。
外国人採用枠も増えていると言いますけど、移民政策を厳しく取っている日本では、外国人が日本企業に採用されても、いずれは転職して、母国に帰ってしまうのでは?と思います。その分日本人を多めに採用しないとならないはずと思います。
そうすると、20年後の日本企業は、どうなっているのか?というと、40代の働き盛りの人たちがすっぽり抜けた会社が多くなってしまうのかなという気もします。
このあたり、本当によく分からないんですよね。
やっぱり起業した創業社長と、サラリーマンから出世した社長では考え方が異なるのもあるのかなぁ。
今の大企業のお偉いさんは、サラリーマンから出世した社長がほとんどだから。
と言っても、僕のWebデザイナーという仕事は、まだ10年くらいしか経ってない職業なので、自分の将来が一番心配ですけどね。

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