鉄道博物館 運転士体験教室 B6制動距離

鉄道博物館の運転士体験教室には、2回ほど行ったことがあります。

ただ、ぶっつけ本番で行くと非常に難しいので、予習していったほうがよいので、その時のメモです。(スマホに残ってたデータを転記します。)

 

*ブレーキ操作方法

一段制動階段緩め(一段制動三段緩め)が最も効率のよい止め方のようです。

B6→B4→B2→B1で停車します。

 

*制動距離(ブレーキをB6でかけて電車が止まるまでの距離)

この教室では、高崎線のE233系を使用します。ただ、最近の電車は規格がほぼ同じようになっているので、どの電車でも大体同じくらいの制動距離と考えてよさそうです。

 

大体駅には下記の進入速度になった記憶があります。

速度   制動距離

95km/h 450m

90km/h 400m

85km/h 350m

80km/h 320m

あと、

60km/h 180m (これは60km/h位で進入するプレイステーションの山手線とほぼ同じです)

 

*電車とホームの長さ

電車は1両20m。10両編成は200mになり、この教室の高崎線は15両編成なので、300mです。

高崎線のホームは15両編成用に作られているので、ホームの端が約300mになります。

例えば、80km/hで駅に進入の場合は、ホームの端のあたりで、ブレーキをB6に入れればちょうどよいということになります。90km/hで駅に進入の場合はホームの端から100m手前でブレーキをB6に入れます。

もちろん、オーバーランしないように、少し手前でブレーキをかけるようにします。

 

*コツ

あまり教えてもらう機会がなかったので、プレステの山手線をやりこんで、自己流の面も多いですが、一番重要なのは、ブレーキをかけ始める位置のように思います。

理想は、B6のまま停止位置に行って、B4、B2をすっとばして最後にB1で止まるのが理想のように思います。

ただ、この教室は実車をシミュレートしているようなので(天候状態で制動距離が変わるようです)、オーバーランしないように、少し手前でブレーキをかけて、階段緩めでB6→B4→B2(→B1)にします。

この階段緩めが難しいんですけどね、氷の上を滑ってるような感じなんですよー。

特に、停止位置に近くなってきて、かなり減速してて止まれそうだなと思っても結構滑るような感じがあります。これでいつもクソ~となり頭を抱えてしまいます。(B1はほとんど効かないっぽいです。)

電車のインバーターの音を頼りにするのもよいのかもしれません。

 

*警笛

軽く踏むと電気笛、強く踏むと空気笛が鳴ります。

この高崎線の空気笛は、歴代の機関車に採用されている空気笛と同じものが使われているらしく、最高です。教室で警笛を一番鳴らしているのが私かもしれません(笑)

駅に停車中にも何度も鳴らしました(笑)

 

 

B6の制動距離を書こうと思ったのですが、いろいろ書いてしまいました。

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