Soul Asylumの4年ぶりの新アルバムを買いました!
今回は、Amazonで注文したら海外から発送のようで、届くまで3週間かかりました。アメリカのケンタッキー州からの発送でした。
だんだんと、CDを買う人が減ってきたのかなという感じもあります。
また、ソウルアサイラムを今も聴いている人も減ってきたのかなとも思います。日本で今作を買った人は1万人はいないと思うし、1000人も怪しいのかなと思います。でも、こんなことを全く気にしないのがソウルアサイラムのファンです。我が道を行きましょう。
さて、今作の感想ですけど、今回は、ギターのダン・マーフィーさんがソウルアサイラムから引退されたので、オリジナルメンバーはボーカル&ギターのデヴィット・パーナーさんのみになりました。ダンのギターを聴きたいなー、とも思ったりしました。しかし、ソウルアサイラムのギターになっているのがすごい。
全体的には、ラウドな曲がほとんどで、バラードはないという、今までのソウルアサイラムからしたら珍しい感じです。しかし、作曲の面はいつものソウルアサイラムです。今作はやけに若いなーというのが第一印象です。
ギタリストが変わったのが影響しているのか、今までのアルバムとは違う感じがするんですよね。しかし、それがソウルアサイラムのよさを引き出しているような感じもして、長く聴いてきたファンにとっては音楽って、様々なものが影響するんだなという感じがします。
さて、私は最近はAKB48グループばかり聴いていたような感じでした。個人的には、ソウルアサイラムはロックバンドだけど、僕的な分類では、AKBの曲からはそんなに離れていないところにいるように感じています(もちろん、ニルヴァーナもグリーンデイもそんなに離れてはいない)。曲がポップだからというのはあると思います。
ただ、アイドルとロックバンドの違いというものを強く感じました。
AKBの作曲者は、どのように作曲するかというと、おそらく発注者から「こんな曲を作ってください」という指示があり、結構詳細まで指示が出ているように思います。それでそういうルールの中でぴったり合うような曲を作るんでしょう。
AKBの作曲陣は日本でトップクラスの方たちばかりだし、詳細の指示にぴったり合うような曲を作るのは簡単で得意な感じなんでしょう。どんな曲調でも作れるのだと思います。
だから、僕らが聴きたいと思う曲をそのまま出してくるのだと思います。ちなみに僕の一番のお気に入りは、古いけど、AKB48のヘビーローテーションです。(もちろん、恋チュンも好きだし、紙飛行機も好きですよ。)きちんと研究して曲を作っています。
それに対して、ロックバンドの場合、この場合はソウルアサイラムですけど、ある程度、ファンの期待に沿って曲を作るというのはあると思いますけど、ソウルアサイラムのデビット・パーナーさんは基本的に自分が作りたい曲を作っている気がします。
キャリアを積んでいくうちに、いろいろ試行錯誤して、音楽が進化していくというのがあると思います。
また、基本的にライブバンドなので、聴きに来てくれるお客さんのことを考えて曲を作っていて、他のファンではない人たちにも聴いてもらおうとはあまり考えてない気もします。
しかも、ソウルアサイラムはデビュー後10年も売れない時期を過ごしている時の音楽を聴いてみても、大衆向けに自分たちの音楽を変えてしまうということをしていなく、我が道をひたすら進むバンドでした。そのことからも、自分のやりたい音楽をやっているのだと思います。
そうなので、アルバムを聴くと、バンドの変化、進化も感じるし、曲の微妙な違いまでよく気が付くのかなと思います。そういうのが感動を産むのかなと思いました。
長くなってしまい、何言ってるのか自分でもわからなくなってきたんですけど、曲を作る過程が違うので、バンドのよさというのがあると思います(今はソウルアサイラムはデビットパーナーさんのバンドですが)。バンドとリスナーがともに進んでいる感じがするのがいいです。
最後に、売れないバンドのファンの自虐ネタで締めないといけないですね。このCD買ったのは日本で1000人いないだろ、とかそういうのを考えるのも楽しいんですよ、日本では大負けですけど、アメリカではまだ勝っているんです!と意味不明なことを言って終わりましょうか。
それでは、また。